乳がん治療後のリカバリーに、なぜピラティスがよいのか?

乳がん治療後、多くの方が直面するのが、姿勢の崩れです。手術による胸や肩周りの張りや引きつれ、放射線治療による身体の硬直、さらに治療中のストレスからくる身体の緊張によって体の歪みや姿勢の乱れなど、知らず知らずのうちに私たちの姿勢に影響を及ぼします。しかし、こうした身体の変化を無理なく整える方法として、ピラティスはとても有効です。

ピラティスの特徴として、全身を意識しながら緩やかに動くことにあります。特に乳がんリカバリーピラティスでは、背筋やコア(体幹)を強化することで、身体のバランスを整え、正しい姿勢を維持できるようになります。胸や肩周りの硬直を緩和し、胸部周りの柔軟性を回復させることで、肩が前に巻き込まれる「猫背」の改善にも役立ちます。

治療後の身体に寄り添いながら、無理のない運動としてピラティスは最適です。ご自身のペースに合わせて少しずつ改善していくことが、健康的な生活の第一歩につながります。

10月は「ピンクリボン月間」です。
スタジオメノティスは、ピンクリボン運動を応援しています。
https://pinkribbonfestival.jp/

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